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転職っていろいろ危険をはらんでいますよね?

20代30代であれば、まだまだ人生これからです。

転職に失敗しても簡単にやりなおしができますが、50代ともなると気軽に転職を考えるのはあまりにも無謀すぎます。

自分は何故転職しようとしているのか?知らずして転職という荒波に出ていくのは、救命胴衣なしに泳いでいくようなもの。
毎年多くの50代が「よさそうな待遇だったから」と転職を決意してしまいますが、新しい職場で「想定外」の事が起きると、たちまち転職するべきでなかったと後悔するのです。

イイ例が年収や待遇でしょう。

「聞いていた話と違った」とか、「実際は毎年〇〇円昇給するものだと思っていた」と絶望。

私自身、40代でリストラされて転職した先では、40代は一律月5000円切り下げられていく現地ルールがありずいぶん騙されたと後悔したものです。

転職前には、覚悟と譲れない条件を決めておくことが絶対に必要ですね。

今の仕事の給料が安くて転職したり、煩わしい人間関係に飽き飽きして辞めると、次の職場でも同じことが起きえますよね?

転職すればイやなことが解消する、リセットできると考えるのは若年層だけで十分です。

努力次第で年収1000万円のキャッチコピーに釣られ、一発逆転を狙って不動産営業に挑む50代がいらっしゃいますが、1件も売れず試用期間内でクビになった、家だけ買わされて借金を背負ったって話はごまんと聞きます。

他にも、未経験可や、誰でもできる簡単な仕事に釣られ、過酷な現場作業に送られたってシャレにならない転職話もありますよね?

イイ年下大人が何やってるんですか?って思いますが、転職はあなたの希望を全て叶えてくれる魔法の箱ではありません。

オイシそうな求人には裏がありますし、メチャメチャ良い待遇の求人にはあなただけでなく、その他大勢の転職者も群がっています。

理想ばかり追い求めていいのは、20代までです。

50代の皆様は、いったい自分は何のために転職するのか今一度考えたうえで行動に移してください。