履歴書は氏名や住所、職歴など書くべき個所と内容が決まってるのでさほど迷うことはありませんよね?
職務履歴書は見せ方も大切なので、箇条書きを始めとしたテクニックが必要で緊張して作る人が多いのですが、履歴書はというとリラックスして書くせいか凡ミスがよく見受けられます。
あるあるネタですが、フリガナ欄が空白だったり平仮名だったりする間違い。
漢字が読めれば読めるじゃん!ってあなたのその思い込みは、危険ですよ?
例えば、小石さん。
普通に読めば「コイシ」さんですが、大学の先輩に「オゼキ」さんがいたので、漢字を読めば…という思い込みは非常に危険です。
他にも和暦と西暦の混同も非常に多い間違いのひとつ。
履歴書は和暦なのに、職務履歴書は西暦ってパターンもあるあるですね。
繰り返しますが、履歴書類は公的文書のひとつです。
間違わずに書いて当然ですし、間違った箇所があるのであれば二重線を引いて訂正印を押すべき書類です。
(実際そのような履歴書は見たことがありませんが)
基本的に記入欄は全て埋めるのがマナーですが、唯一記入してはいけない欄があるのをご存じでしょうか?
そう、最後にある本人希望欄です。
50代の中には律義にすべての欄を埋めなければならなと思って、ここを書いてしまう人がいますが、9割方残念な人が多いですね。
もちろん中には、書ききれなかった自己アピールや志望動機を書いてくる方もいるのですが、希望年収や土日はサッカーのコーチをしているため出勤できないなど書いてしまう人がほとんど。
もっとも残念なケースが病歴・通院履歴を書いてしまう人ですね。
特徴として精神疾患に陥った方が多いのですが、
・現在心療内科に通院中
・前職でうつ病を患いましたが完治しました
・安定剤を服用しているので飲み会には参加できない
等々
自分のことをわかって欲しい表れですが、これでは「私は故障した人間です」と言っているのも同じこと。
隠すのはいけないことですが、言う必要もないことは言わなくてよいのではないでしょうか?
300通送付しても面接にも呼ばれない場合、履歴書類に致命的なミスを犯している可能性があります。
そんな場合は一度プロに相談してみてはいかがでしょうか?