転職活動って明確なルールがないから、色んな人が様々な手法を唱えていますよね?
履歴書は書く内容と位置が決まっているので議論になりませんが、職務履歴書は様々ですから大いに議論されています。
中でも大きく意見が分かれるのが、自己アピール文の有無。
転職エージェントの9割以上が不要と答えるこの自己アピール文ですが、私は絶大な破壊力があると信じていますし、実際私が40代でリストラされ転職活動をした際には威力を発揮しました。
これは何故かというと、誰もやらないからって一言に尽きます。
インターネットが発達した現代では、WEB履歴書の方が主流になりつつあります。
紙を打ち出して提出するのではなく、全てWEB上で完結するので環境にも優しいとされています。
しかし、WEB経由の求人には応募者が殺到し、倍率は異常なほどに膨れ上がっています。
そんな中で、年齢や転職回数の不利な条件をもった50代が応募したとしても、機械的なフィルターでふるい落とされ、100通も200通も応募しているつもりでも、実際は応募すらできていなかったシャレにならない笑い話に発展します。
そこで登場するのが、昔ながらの郵送応募。
中には、郵送応募を禁止している企業もあるのでそこは注意して欲しいのですが、WEB経由で歯が立たなかった人でも郵送に切り替えた途端、面接へのお誘いが激増するケースは珍しくありません。
ただ、郵送で送るにはテクニックが必要ですよ?
他大多数の応募者の中には、直接応募の凄さを知っている人も大勢います。
彼ら彼女らは高倍率のWEBで戦うよりも、昔ながらの郵送が強いと身をもって知っているからです。
だからといって郵送すればイイってもんじゃありません。
そこで登場するのが、自己アピール文です。
もしあなたが採用担当者だとして、他大多数の応募者が付けてこないもう一つの書類があったとしたらどうしますか?
「この50代は面白い試みをやってきたな」と興味を惹かれると思いませんか?
誰もやらないことをやるから独り勝ちできる可能性が高いのです。
逆に、滅多にみられませんが、応募者を減らすために自己アピール文と志望動機文をA4別紙で必須としている企業もあるほど。
試してみてください。