昨年に引き続き、日本の社会ではリストラの嵐が吹き荒れていますが、この傾向は今後も続きそうで怖いですよね?
50代の転職活動は過酷ですが、しっかり活動していけば必ず内定を勝ち取ることができます。
内定を得たものの転職する気にはなれない…
そんな喪失感に苛まれる瞬間が必ずやってくるのが、転職の落とし穴でもあります。
今の仕事に何らかの不満を感じて転職活動を始めたのではないでしょうか?
仕事そのものに飽きたり、上司がムカつく奴だった、給料が安い、自分の意志とは関係なくリストラされた私から言えば、何のたわいもない理由で会社を去りたいと考える人が大半。
若者だけが不平不満をぶちまけているのかと思いきや、中高年も日常的に転職を考えているのです。
そもそも、本音の転職理由のトップ5は
人間関係・社風が合わない・仕事に不満・給与が安い・待遇が悪い
の5つに集中しています。
あなたが簡単に仕事を辞めるのは構いませんが、勢いで辞めてしまうのだけは絶対に避けなければなりません。
辞めていいタイミングは、内定を得てからですよ?
ただし、このまま働き続けると心身に支障をきたしてしまうストレスフルな状態にある場合。
私みたいにメンタルをやられてしまうと、以前のレベルまで戻すのが至難の業です。
こうなってしまうと、今後のキャリアにも影響がでるので早急に逃げるべき。
一度リストラに手を染めた企業は、何度でも歴史を繰り返します。
業績が悪くなっても、身を粉にして尽くしてきた社員を切れば、いいだけなんですから。
残念なことにリストラを宣言されたら、遅かれ早かれ退職することになります。
リーマンショック時にリストラを言い渡されて生き残っても、その後10年後に追い出されてしまった人を何人も見てきました。
年齢が高くなればなるほど、転職の難易度は二乗され高くなっていきます。
プライドを捨てて沈みかけた船にしがみ付くのか、少しでも良い条件で辞めて、新たな道を切り開く…
そんな割り切りも時には必要かもしれませんね。