あなたの職場にも「俺転職活動しているだ」とか「私実は来年に辞めようと思っている」って辞める辞める詐欺を働く社員が居る筈ではないでしょうか?
確かに辞めると決めたら上司や同僚にカミングアウトするのが当然ですが、彼ら彼女らは一向に辞める気はありません。
「私はこれから自殺します」とネットで書き込むユーザーと同じく、構ってほしいだけチャンであることは明確ですが、この手の同僚に遭遇したことのない人はコロッと騙されてしまいます。
中には、終電近くまで相談に乗ってあげたのに、その後2年も3年も同じ手口を繰り返す中高年が後を絶たないのは何故でしょうか?
本当に辞めるとすでに決心している人は、やたらめったらと「辞める」と口にしないのが特徴。
もう何人も退職を見守ってきましたが、「辞める」口にする人間ほどしがみ付いてでも辞めませんが、覚悟ができている人は辞めると触れ回ることもなく辞めていきます。
話が少しそれましたが、転職先が決まって辞める決心が付いたのなら迷わず直属の上司に一報すべきですね。
ここで話がこじれるのは、上司ではなく同僚や同期に話が言ってしまい、彼ら彼女ら経由で聞かされる最悪のパターンですよね?
私があえて一報という言葉を使ったのは、相談だと引き留められる可能性があるから、
これも社交辞令なのですが、退職を切り出した社員に対して管理職や私たち総務職はとりあえず引き留めます。
どんなに不良社員でも、「そうですか、こちらもせいせいしました。どうぞ辞めてください」とは言いません。
どちらかと言えば、「あなたが辞めて私たちも悲しい」とか「惜しい戦力を失くしてしまった」と社交辞令を放つのですが、ここで何故か(ほんとうに残留して欲しいものだと)勘違いして、転職を取りやめてしまう社員もこの10年で5人は見てきました。
カッコ悪い…
それしか言う言葉がみつかりませんが、「退職」とか「実は水面下で転職活動している」ワードは上司はもちろんのこと、同僚たちの信頼を200%失う行為であることを忘れてはいけませんよ?
50代にもなって仲のいい同僚や腹を割って話せる人間がいないってのは寂しいですが、一度オオカミ少年になると、リストラや倒産した時真っ先に切られます。
覚えておいてくださいね。